東京の住宅、特に住宅密集地では「そもそも設置できるのか」が最初の疑問になります。標準的な貯湯タンクは直径がありますが、敷地の余白が数十センチしかないケースは珍しくありません。
薄型タイプという選択肢
各社に奥行きの浅い薄型タイプがあり、標準タイプが入らない場所でも設置できることがあります。ただし次の制約があります。
- ラインナップが標準タイプより少なく、選べる容量が限られる
- 同じ容量でも標準タイプより本体価格が高い
- 奥行きが浅いぶん高さや幅が増えるため、別の方向の寸法が問題になることがある
実測で確認する項目
- 設置スペースの3辺:幅・奥行き・高さ。特に上方向は、点検スペースと配管の取り回しに余裕が要ります。
- 搬入経路の最小幅:経路の中で一番狭い箇所が基準になります。門扉やメーターボックスの出っ張りも計算に入ります。
- 隣家との距離:ヒートポンプユニットの吹き出し方向と、運転音への配慮。
- メンテナンススペース:将来の点検・修理のために前面と側面に必要な余白があるか。
貯湯タンクとヒートポンプを離して置く
1箇所にまとまったスペースが取れない場合、貯湯タンクとヒートポンプユニットを離して設置する方法があります。ただし配管距離には上限があり、離しすぎると効率が落ちます。距離の条件は機種ごとに決まっています。
設置できない場合
実測の結果、どうしても条件を満たせないことはあります。その場合は無理に据えず、条件を正直にお伝えします。お問い合わせの際に設置場所の写真を送っていただければ、おおよその見込みを先にお伝えできます。