「冬場に湯切れする」「家族が増えた」といった理由で、370Lから460Lへの容量アップを検討されることがあります。容量を上げれば湯切れは起きにくくなりますが、機器が大きくなるぶん工事側に確認事項が増えます。
まず湯切れの原因を切り分ける
湯切れは容量不足だけが原因とは限りません。次のような場合は、容量を上げなくても解消することがあります。
- 沸き上げの設定が「おまかせ」で、使用量の増加に追従できていない
- 機器が古く、沸き上げの能力自体が落ちている
- 配管や浴槽の保温状態が悪く、放熱で失われている量が多い
使い方が変わっていないのに最近になって湯切れしはじめた場合は、容量不足ではなく機器の劣化を疑うほうが自然です。
容量を上げると工事に出てくる影響
- 設置寸法:460Lは370Lより高さと直径が大きくなります。設置場所の周囲に余裕があるかを実測します。
- 基礎:既存の基礎が370L用の寸法だと、460Lが載らないことがあります。この場合は基礎のつくり直しが工事に含まれます。
- 搬入経路:機器が大きくなるため、通路幅や段差の条件が厳しくなります。
- 満水重量:460Lは満水時におよそ500kgになります。据付面の状態は安全に関わる確認項目です。
容量の目安
一般には3〜4人で370L、4〜5人で460Lが目安とされますが、入浴の回数やシャワーの使用時間で必要量は変わります。同じ4人でも、全員が個別にシャワーを使う家庭と、続けて入浴する家庭では消費量が違います。
費用の目安は費用相場のページをご覧ください。