エコキュートの交換費用は「本体価格」「標準工事費」「既存機器の撤去処分費」の3つで構成されます。ここでは東京都内で交換する場合の一般的な相場帯を、内訳と一緒に整理します。
このページに掲載しているのは、当店の料金表ではなく、東京都内でエコキュートを交換する場合の一般的な費用帯です。実際の金額は設置条件によって変わるため、現地調査のうえ総額でお見積もりします。
タイプ別の費用相場(工事費・撤去処分費込み)
| タイプ | 想定世帯 | 費用相場(総額) |
|---|---|---|
| 370L 標準タイプ | 3〜4人 | 38万円〜55万円 |
| 460L 標準タイプ | 4〜5人 | 43万円〜62万円 |
| 薄型タイプ(狭小地向け) | 3〜4人 | 48万円〜68万円 |
| 高圧給湯・多機能タイプ | 4〜6人 | 55万円〜85万円 |
同じ容量でも、フルオート・オート・給湯専用のどれを選ぶか、メーカーとグレードをどうするかで価格帯は動きます。薄型タイプが標準タイプより高くなるのは、設置できる敷地条件が限られる製品でラインナップ自体が少ないためです。
費用の内訳
本体価格
貯湯タンクとヒートポンプユニットの機器代です。タンク容量、機能グレード、メーカーで変わります。総額の6〜7割程度を占めることが多い部分です。
標準工事費
既存機器の取り外し、新しい機器の搬入・据付、給水・給湯配管の接続、電気配線の接続、リモコンの交換、試運転までが標準工事に含まれるのが一般的です。
撤去処分費
取り外した既存の給湯機器を搬出し、処分するための費用です。貯湯タンクは大きく重量もあるため、搬出経路の条件によって作業量が変わります。
相場より費用が上がる条件
次のような条件にあてはまる場合、標準工事だけでは収まらず追加の作業が発生します。東京の住宅では、特に搬入経路と基礎に関わるものが多くなります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 搬入経路が狭い | 通路幅が足りない、階段を上がる、旗竿地の奥に設置場所があるなど。人数を増やす、経路を変えるといった対応が必要になります。 |
| 基礎のつくり直し | 既存の基礎が劣化している、傾いている、容量アップで機器が大きくなり既存基礎に載らない場合。 |
| 配管の延長・交換 | 設置位置を変える場合や、既存配管が劣化している場合。 |
| 電気工事 | 200V回路が無い、分電盤に空きが無い、契約容量の変更が必要な場合。ガス給湯器からの切り替えでは高い確率で発生します。 |
| 設置場所の変更 | 既存と違う場所に据える場合、配管・配線の引き直しが伴います。 |
| 特殊仕様の機種 | 寒冷地仕様、耐塩害仕様など。多摩西部や臨海部では検討対象になります。 |
| 据付面の嵩上げ | 低地で浸水対策として据付位置を高くする場合。 |
見積もりを比較するときの見方
複数社から見積もりを取る場合、総額だけを並べても比較になりません。次の点が書かれているかを確認してください。
- 撤去した機器の処分費が含まれているか
- 電気工事が含まれているか、別途になっていないか
- リモコンの交換が含まれているか
- 保証の年数と、保証の対象が機器だけか工事も含むか
- 追加費用が発生する条件が明示されているか
「工事費込み一式」とだけ書かれた見積もりは、後から追加が出たときに何が含まれていたのか確認できません。内訳が分かれている見積もりのほうが、金額が同じでも比較の材料になります。